研究実績

 
 代表の佐々木範雄は,電力保安通信などで用いる通信伝送方式の研究・開発について30年以上にわたり行ってまいりました。特に劣悪な長遅延伝送路に対応したデジタル電力線搬送方式,長距離伝送が可能なデジタル通信線搬送方式 ,無瞬断伝送路切替が可能な電力系統保護用デジタル伝送方式など,多岐にわたる以下の要素技術を開発しております。

・時間領域適応等化方式  
・周波数領域適応等化方式  
・時間領域RF帯エコーキャンセル方式
・周波数領域RF帯エコーキャンセル方式  
・周波数オフセット推定・補償方式  
・残留周波数オフセット推定・補償方式  
・シンボルタイミング推定・補正方式
・RF帯域64QAM方式の適用技術 
・音声帯域FSK,BPSK,4PSKの各方式 の適用技術
・Walsh符号方式の適用技術 
・BCH積符号方式の適用技術

 また,以下の電波伝搬特性の統計的性質の解析についても実施しております。
・トンネル内の マイクロ波帯における電波伝搬特性の実験と解析
・室内における無線LANの電波伝搬特性の実験と解析

 これら要素技術や解析は,MATLABを活用した理論解析やシミュレーション解析により開発および解析を行っております。

https://www.commcomms.tech/wp-content/uploads/2023/01/frq_eq_outline.pdf

https://www.commcomms.tech/wp-content/uploads/2023/01/frq_echo_can_outline.pdf